一般社団法人アルプス雪崩研究所は、雪崩データベースの画面と機能を新しくしました。2026-2027シーズンの本格稼働に向けた改修で、2026年10月14日までに順に公開しました。

雪崩データベースの紹介(36秒)

主な変更点

トップの画面

雪崩データベースを開くと、最近の雪崩が地図に出ます。発生してからの期間(24時間・7日間・シーズン・それ以前)で色を分け、円の大きさで規模(Size 1〜5)を表します。破断面・流下経路・雪崩が流れた範囲も地図に描かれ、方位×標高の図から記録を絞り込めます。

トップには「見たものを、次に山に入る人へ。」と書きました。雪崩の跡は、新しい雪や時間とともに消えてしまいます。山で見た雪崩を記録に残して、その斜面に次に立つ人へ渡すためのデータベースです。

過去の記録を探す

「データベースを検索」のページで、これまでの記録を年と月ごとに並べて見られます。場所・発生日・雪崩の種類から探せます。記録は X・Facebook・LINE で共有できます。

雪崩の記録のしかた

「雪崩を記録する」から、5つの段(投稿のしかた → 日時と種類 → 地図 → 詳細 → 確認)で記録します。地図に流下経路と破断面の線を描くと、場所・標高・斜面の向きと角度・流下距離・破断面の幅が自動で入ります。雪崩が流れた範囲も、ボタンひとつで描けます。写真は1枚以上を添えてください。会員はログインして記録し、ログインしなくても記録できます。

雪崩の記録のしかた(1分17秒)

斜度の色分け

地図の切り替えで、斜面を傾き(斜度)ごとに色分けして重ねられます。斜度は国土地理院の標高から計算しています。範囲は北アルプス北部〜妙高・斑尾、乗鞍・御嶽、中央アルプスです。色は地形の角度を表すもので、雪崩の危険度ではありません。

斜度の色分け(33秒)

積雪・降雪

全国のアメダスで測った積雪の深さと降雪の量を、毎時更新で見られるページを加えました。3〜72時間の降雪、積雪の増減、気温・風、気象庁の解析と予報を、地図とグラフで確かめられます。地点の近くで記録された雪崩も見られます。

積雪・降雪(30秒)。出典:気象庁ホームページ(アメダス・解析積雪深)を加工して作成

英語・中国語

英語と中国語の画面では、雪質や天候などの値も訳して表示します。スキー場のコースも地図に重ねます。

本格稼働に向けて

2026-2027シーズンの本格稼働に向けて、改修を続けています。山で雪崩を見たら、記録をお寄せください。使ってみて気づいたことは、お問い合わせからお知らせください。